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2011年5月 5日 (木)

中山道ウォーク(4)芦田宿→和田宿(前)

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4/10、予報通り暖かな一日でした。
前回の続きからスタートです。
日曜休みの醸造業・酢屋茂を過ぎ、金丸土屋旅館を通過。
これに本陣を加えた3つの建物がこの宿場の見物だと思われますが、個人的にはやはり町全体の雰囲気を感じて欲しいと思います。
建物だけでなく坂道も加えて欲しい。
町ってそういうものですよね。

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芦田宿を出てさしたるまもなく笠取峠に入っていきます。
松並木は天然記念物指定の価値を感じませんでした。
大木はなく、枯れ木や倒木状態のも見受けられました。なんか荒れ放題って感じ。
石畳風に舗装した道路でかろうじて雰囲気を維持しています。

峠の始まりから峠まで休むことなく上り。
いつものようにどん尻グループの一員でした。
がたいの大きな青年(老けてみえるが)は、資料を見ながらひとつひとつ見所をチェックしているために、うちらと同じようなペースに
なってます。
もうひとりおばあさんがひとりで歩いてました。
この人たちが序盤の”仲間” 。
おばあさんは長い坂に、自分の腰を支えながら必死で上り、時折足を止めて休憩しとります。うちらはなにしろ最年少ですから、その気
になれば速い。あっという間におばあさんを追い越したものの、そのペースの遅さと様子に彼女のことが心配になりました。
ビリになって焦るんじゃないかとか、倒れてしまうんじゃないかとか。
ゆっくり歩いておばあさんのペースをつかんだ方がいいなと話しているうち、くだんの青年がおばあさんに追いついた。
これで一安心、まあ彼に任せておればいいかなと再び足を早めて笠取峠を越えました。
ところが下りになったとたん、このあばあさんも青年も追いついてくる。
長久保宿の前でとうとうふたりとも追い抜いていった!
なんと!
おばあさんもそこそこのペースで歩いているし、青年はがたいがしっかりしている分歩みも早い。
妻曰く、「ありゃ下り番長だわ」と(笑)
なんかとってもいい命名で、この後ずっと彼を下り番長と呼び続けました。
けれど最後まで抜き返すことはできなかった(汗)
笠取峠、制覇。
「いつも夫婦で歩いてるの?いいねー」と昼食中のおばちゃんたちに言われてました。
妻がね^^

下り番長がうちらと競ったのは長久保手前の山中。
明治に新しい道が造られて、うち捨てられた旧中山道です。
右は新しい”中山道”、真ん中は単なる山道の中山道、左は新道。
その真ん中の道を転びながらも下ってゆく。
そこに道祖神があったりすると、これぞ旧街道歩きの醍醐味!とつい叫んでしまいます。
やはり東海道よりも中山道の方が楽しい。
もうだれがなんと言おうとこれは変えないし、変えられないヾ(@⌒▽⌒@)ノ

峠を下り長久保宿に近づくと、松尾神社があります。
中山道はその境内地を通っています。
この神社由来があるようですが、それよりも場違いのように立派な日露戦争忠魂碑をみつけました。
なにげなく「希典書」とある。
こりゃあの乃木希典の筆によるものだ!
二人の死が記されていましたが、ぼく以外はだれも気にも止めない。
日露戦争の忠魂であるにもかかわらず、また乃木さんの筆によるにも関わらず。
世の中こんなもんですかねえ。
日露の犠牲者はこんな扱いなんですかねえ。
寂しい国ですねぇ。

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ちょっとかわいい潮吹きくじらの蛇口から水があふれていました。
蛇口は朽ちているのか閉められないまま。
温泉なら”掛け流し”と呼ばれる状態ですね。
顔を洗ってさっぱり!
橋を渡って神社を出たところに鳥居と神社名が掘られた石柱が立っていて、「奉納石合平右衛門」とある。石合の名前に聞き覚えがあっ
たので写真を撮って前に回ったら、今度は「伯爵祐亨云々」とある。伯爵なんてそうそう大勢はいないから祐亨といえば日清戦争時の連
合艦隊司令長官・伊東祐亨しかいない。
黄海海戦で活躍したあの人です。
乃木といい伊東といい、どういういわれで筆を起こしたのだろう。
大変に興味深い。
ちなみに石合家は長久保宿の本陣職を勤めた家で、記憶というのはここに真田信繁の娘が嫁いでいたから。
何かの小説で読んだんでしょうな。記憶のかけらがよみがえってたというわけでした。   

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