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2010年10月31日 (日)

Before&Afterとドリームハウス

福島の木曾路沿線の古民家を改修するというので、2週続けて見てました。
前週はなかなか興味深く見ていたけど、仕上がりの段階になり、つまらなくなってしまいました。
古民家の改修っていうのは、基本的に古民家の良さを生かして新しい住まいを作ることにあると思う。古民家の良さがなにかっていうのがとっても大切な条件です。
この施主、それがわかってないんとちゃうか。
地元でいろいろ地域の活動をしている人でさえ、この程度の認識なのかと驚いたり
、何か意図するところがあるのかと探ってみたりするけれど、結局最後まで見えてこなかった。
あれでは一部に古材を使った新しい建築物に過ぎません。
コンクリート基礎にとかサッシは問題ない。
だめなのは、生活自体が古い家にあっていないからなんですよ。
床を20cm下げるって、家の基本構造を代えてるでしょ。
玄関はアルミサッシ。
いや、アルミサッシでいいさ。けど雨戸代わりに蔀戸を入れたっていいじゃん。
そんな町に対する配慮はまったくない。
もっというなら、外壁は下見板のくせに釘で直接止めてるし、押さえ金具だって取り付けているけれど、みな釘で固定している。
古民家ってこんなんじゃないでしょ。
木曾といえば屋根は赤いものだけれど、そんなことはお構いなしに黒い。
最後の映像を見てすべて理解できましたよ。
この町は妻籠を真似ていると。
旧中山道自体をテーマパークにしたいんだな。
だから通りそのものが作り物っぽく、いんちきくさい。
古民家を生かしたいというならば、古民家にあった生活をしなければいけない。
家に居るときはなるべく風を通すとかいうことね。
この人たちの家はあくまでも外界から自分たちが籠もる場所としての家しか考えていない。つまり町作りなんてできるはずがない。
外が昔風なら中はどうでもいいんですよ。
金さえ払えばどうにでもなる。
けど、一番大切な地域とのつながりがなければ「古民家」というキーワードに意味はない。
この人たちが、古民家の住み方としてひとつの提案をしたというならそれはそれ。
「この家をおれらに安く貸して、君らは鉄筋コンクリートのマンションを買えば?」と勧めますがね。
このおとうさん、友達になれそうな人だったのに、かなりがっかりしました。

続いてドリームハウスまで見ちゃった。
これまたとんでもない家。
こんな趣味の悪い家に住む人がいるんだろうかと口走っちゃった。
室内に入れば生活感が全く感じられない非日常的な部屋。
でも施主が医者と聞いて納得できた感じはしました。
ここは家ではなくストレスを解消する場所なのだと。
だから非日常的な家でなくてはいけない。
それでこそ意味があると。
しかしいくらなんでも趣味悪すぎだろうよ。
地上三階、一階は駐車場で、二階は住まい、そして三階は”展望台”を兼ねたリビング。
「湘南の海が好き」と言いながら、風が入らないような万全の処置を求めたりするあたり、とっても勘違い君ですね。むしろわずかな風がはいるような防風処置を施した設計士に拍手しましたけど、あたし。
ひとつ気になったのは、展望台のサッシ。
はめ殺しのガラスによって、封じられる柱に色が付けてないために、一旦サッシを外して色を付けたんですが、そのあとのサッシのコーキングはどうしたのだろうと。
確かにシリコンが打ってあったはず。
シリコンのあとに何を使ってシールしたのか知りたい。2点接着ですませたのだろうか。

人の好みはいろいろあるなぁとびっくりです。
建築士先生もたいへんだけど、反面とっても楽しそうな仕事でもあるなあ。
木曾路の匠はとても楽しそうでしたよ。
あ、そうそう。
Before&Afterの家ね、建築費が2900万余だったけど、設計費除くってどういうことよ。基礎からの改修してるんだから、設計費用だけでも相当掛かってるでしょうに。
詐欺だよね、「3000万円で」ってさ。

この手の番組ってけっこうおもしろいっすね。
大和を作ってる方がマシではあるけど(苦笑)

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