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2010年1月 9日 (土)

吉田のらくがん

正月、実家へ帰ったときの話。
「最近のらくがんはすごいやわらかいんだわ。昔のらくがんはもっと固くてうまかった」とおふくろがいう。
正直言うとヾ(@⌒▽⌒@)ノはらくがんがあまり好きではない。
うまいまずいも判断できないほど。
「ほいじゃあ今度来るときうまいらくがん持ってきたるわ」
そう言ったけど、おととい仕事中に”その店”に寄る時間ができたので、帰って帰った。翌日すぐに送った。

その店...らくがんといえば豊橋には有名な店がある。
創業300年を越える老舗、絹与。
長い歴史と、栄誉ある過去と現代を持つ割にはとっても小さな間口の店。
5人入れば息苦しくなる。

「ここって元々はらくがんのお店ですよね」
「そうです。豊川稲荷さんにも納めさせていただいてました」
納めさせていただいていた、と過去形になるのは、納入品が葛湯に変わってしまったから。
昨今硬い物はあまり人気がなく、らくがんは好まれないのだとか。
豊川稲荷ほどの大寺に納めていたというだけでも、実力が知れる。
ただ悲しいことに、よほどまずい菓子でないと、「これはうまい!」と言い切る自信のない舌。
そこは歴史で補う。
まずい菓子屋が長く商売が続けていけるはずがない。

「あぁ、うまかったよ!久しぶりにうまいらくがん食べた!」
おふくろは電話の向こうでうれしそうな声を上げた。
やっぱり味がわかる人にはわかるんだねぇ。
「これくらいの硬さがないとらくがんじゃないわ」

この店の深い歴史を教えてくれたのは、マイミクあっちゃん。
何もないと自他共に言われる豊橋だけれど、みんな知らないだけなんだな。
350年も続く菓子屋なんて日本中探したってそれほどないぞ。
今回の話を伝えたら「そんな名店があることがうらやましい」と言われた。
名店たる由縁を知っているだけなのに、自分がほめられた気がした。

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