最近のトラックバック

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« JCO10オフ | トップページ | カリーナ維持のために »

2008年8月26日 (火)

妻籠

914197535_62

914197535_167

年に何度も行ってると、だんだん違う面が見えてくる...というか、違う方向から見ようとする。へそまがりなんだろなヾ(@⌒▽⌒@)ノ
久しぶりに脇本陣奥谷邸に入ったら、家の背後に隣接して真新しい南木曽町資料館があるには驚いた。コンパクトにまとまっていて、とてもいい資料館でした。
時間がなくしっかり見てないけど、戦国期から現代までのことが広くとりあげられている点において、他に類がないんじゃないかと。
島崎藤村がいたるところに出てくるのはちとウザイが(苦笑)

意外と興味深く見たのは、最後にある映像コーナー。
妻籠がいかにして重伝に指定されたか、現代の名声や町並みを保存できたかなど。今一番興味がある分野なのですが、正直言って、「恵まれてるな」っ て思えてしまうのでした。いろんな紆余曲折があり、様々な意見の対立があり、時にはみんなで知恵を出し合い譲り合ったりして、今の体制ができあがったこと は百も承知。

・音頭取りのひとりが町の有力者であり、だれもが一目置く存在であったこと。
・始まったばかりの町並み保存にうまくのっかれたこと。
・指定されてから毎年何千万もちゃんと予算がついたこと。

914197535_130 結果、妻籠型の町並み保存が形としてできあがりました。
でもなんか違う。
ビデオを見てそう思いました。
資料館の中には、数こそ少ないものの「町並み保存前の妻籠」の写真もあるんです。その写真の中には昭和初期に建てられたと思われる郵便局もありましたし、床屋の写真もあります。バイクが走るほこりっぽい中山道の写真も。
けど、それは現代であって江戸時代の写真ではない。むしろ現代の妻籠の方がよほど江戸時代の情緒を感じられるのですよ。
何が言いたいかってね、これって町並み保存じゃないんでしょ、ってことなの。昭和43年から江戸末期の宿場情緒を残すなら保存じゃないやん!
例としてあげるならば、資料館の映像にある生駒屋さんの建物復元ね。
建物自体は江戸末期のものなんだけど、”町並み保存”行為によって、オリジナルに戻すってんだから、ちっとも保存じゃないよ。
じゃあなにか。
これって「テーマパーク」やんか!
江戸時代のテーマパークなのよ。
古い建物も新しい建物も共存するわけじゃない。
言い換えれば、「妻籠には江戸時代しかない」の。
住民の生活はないんだな。極論したら「死んだ町」ですね。
妻籠が目指すのは江戸末期なんだから、街道のアスファルトもはがすべきだ。
テーマパークなんだから、コンビニすらない。
訪問客はそれを江戸の宿場情緒を楽しむために来る。
ただそれだけ。
けど、ニセモノじゃないし、何事にも徹底してるから価値はあるし、人の心を奪うこともできる。けれど町並み保存じゃないことははっきりしてる。
誤解を生むような日記だけれど、ヾ(@⌒▽⌒@)ノは妻籠が大好き。
これが妻籠のあり方であり行き方なんだなと思うのみ。
予算があり、旗手がいて、古い建物があったことをうらやむだけ。
でも後世の人は妻籠を踏み台にすることができる。
妻籠にはないものを取り入れて本当の「町並み保存」をするだけさ。

« JCO10オフ | トップページ | カリーナ維持のために »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/163414/43310932

この記事へのトラックバック一覧です: 妻籠:

« JCO10オフ | トップページ | カリーナ維持のために »