巨大生物Gを排除せよ!
「これが潮見坂だよ。いわゆる潮見坂で、あとから作られた国道一号線の潮見坂とか一号線バイパスとして作られた浜名バイパスは”ニセモノ”だよね」
「ふーん、よく知ってるねー」
「浜名バイパスを車で走ると、よくわかるんだけど.......ん地震?」
「揺れてる?」
「地響きがするよ。地面からごぉーーーって。何の音だろ」
「あ.....津波じゃない、あれ。」
「そそ。江戸時代にも大きな津波が来て、白須賀宿は壊滅したんだよね。その結果潮見坂を越えた向こうに新しい白須賀宿を作ったんだよ」
「へぇ〜....でもあの津波、すんごい大きくない?」
「あっあっ...浜名バイパスを飲み込みそうな高さだけど...そんなことはありえない....あっ!」
「総理!通報によると巨大生物は高さ50mをくだらないと思われます。しかも青い光線を口から吐き、長い尾を持っているらしく、その尾による破壊が甚だしいようです」
「おまえ、落ちついているな。こいつはおそらく...」
「はい、ゴジラであるかと察せられます」
「付近の自衛隊は豊川の陸自と浜松の空自か」
「はい、豊川には第49普通科連隊、第10特科連隊、第10高射特科大隊...」
「至急内閣と議会を招集せよ。同時に総理名で自衛隊各部隊に出動を命じるのだ」
「あ.....あれ....津波で浜名バイパスが倒れるよ!」
同時に耳をつんざくばかりの鳴き声。青い熱線。
姿を現した巨大生物。
「あれって.....」
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