使命感と性分
現場監督っていうのは時に激務です。
事務が深夜におよび事も時にしてあります。
「夕べうちに帰ったのは2時」
監督がぼやく。
「それまでどこにおったん?」
「現場事務所で仕事しとったがあ」
よく深夜の1時過ぎまで仕事しとんな。
翌日は現場作業員よりも早く現場にいる。
睡眠時間は何時間なん?
今の現場は既にかなり遅れ気味。
工事内容から「絶対にもうからん現場」だとささやかれ、既に工期が一月近く遅れている。
作業員の一部はゴールデンウィーク返上で作業するらしい。
ご苦労なこってす。
その間も監督はずっと出てくるらしい。
一体何が楽しくてそんなに仕事をするのだろう。
たとえば家を新築したところで、家にいる時間がなければ、家の意味がないんとちゃうか。
「今の時」を「今の子供」と過ごす時間はいらんのかい。
給料は実働時間に見合った金額で支払われるのだろうけど、とてもとても疑問に感じる建築現場の監督。
求人誌を見てごらんな。
作業員の募集広告と、現場監督の募集広告の数はあんまり変わらない。
監督の仕事はそれだけ激務で、高給を求めてあっちこっち会社を変わるっていうことだろうなあ。
なにしろおれには絶対つとまらん世界。
職人の方が気楽でいいよ。
「5/10、休ませてください」
一言で休んでしまうんだから...
中には黙って休んでしまうやつもいるからねぇ^^
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