29年間でなくなったもの 〜鈍行列車の旅より
1979年に出版された種村直樹著「鈍行列車の旅」、そのまま捨ててしまうのはもったいないので、再度読んでいます。
この頃はまだマスゴミによる国鉄総攻撃前で、のんびりした列車の旅が著されています。
それでも、時々出てくるホテルの廃業は悲しいものがあります。
この本を読んだ時分は、まだホテルに泊まりに行くような経済力もありませんでしたから。
●SLホテル高原列車 野辺山駅前。
軽量客車10系寝台車とお座敷列車による列車ホテル。
平成元年廃業。
1978年当時すでに「くたびれている」との記述あり。
●エステル白馬
白馬駅舎2階、平成18年廃業。
29年もたつと隔世の感があります。
関の国民宿舎にあるブルートレインもそれほど長くはないんだろうなぁ。
なにしろあれ20系、10系客車と登場時期は変わらない...
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