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2007年5月30日 (水)

意外性の一日 (2) 諸戸氏庭園見学

諸戸氏庭園へ行ってきました。
春の公開ですね。

450204695_54 重要文化財の店で受け付けをすませて順路通り進む。
庶民のくせに「御殿」がある。玄関がある。
玄関は寄せ木の床だし、ふすまには絵も。
いや庶民ではない、これは実業家の屋敷。(いわゆる成金かw)
東京で言えば三菱邸のようなもの。
庭園のしょうぶは少し早かったけれど、客は自分ひとりなので、全体像など見て楽しんだり、うまい構図などを探し求めてみる。
内部は庭園だけでなく、いくつかの建物もある。
中でも目を引いたのは、まるでジョサイヤ・コンドルが手がけたかのような洋館。これは店本館に接続されている建物であるが、素人が見ても、明らかに諸戸邸をパクっている。パクっているという表現は正しくない、これはコンドルの作品なのだから....とその時は思った。
テラスの形状などほんとうによく似ているのだが、あとで受付で聞いてみると、「コンドルではなく、彼の孫弟子で名古屋の大学の先生」と言うものだ から、武田五一かと思いきや、違うらしい。「鈴木...」というので、鈴木禎次ですか、と問えば「そんなような名前でした」とのこと。
鈴木禎次は辰野金吾の教え子であり、その辰野はジョサイヤ・コンドルの教え子。つまり孫弟子。
ということは、鈴木禎次は、あえてコンドル設計の諸戸邸のエッセンスをこちらに持ち込んでデザインしたんだな、ということがわかった。窓の形状などは違うし、内部の造作はまったく違うのだけれど、全面デザインはまさに諸戸邸の小型版。
祖父師匠への恩返しだったのかもなあ。
あたしはこの建物にご執心です。
しつこくおねーさんに、言い寄ってみました(笑
「内部は公開してないんですね」
「内部はこれまたすごい造作ですねぇ、宮殿みたい」
するとおねーさん、
「イベントなんかは時々あって、そんなときは中に入れることも」と教えてくれました。
「よろしければ、メールアドレスを記帳してくだされば、情報を送ります」とのこと。
わーーーーーい!
うれしいなっうれしいなっ。
中は白塗りで、柱の1本1本にもきらびやかな金色の模様。
マイテ49の超豪華版です。

さて、御殿。
この規模の大きさよ。
ぼくの嫌いな三流元勲山県有朋や、福沢さんなどが訪れたことのある「御殿」は、30万石大名の風格。
彦根の庭園に見る。御殿よりも二回りほど大きい。
「上がらないでください」と注意書きがあるけれど、150cm程度の身長の人は、縁側にすら背が届かず、内部を見ることが困難です。
それほどでかい。

庭はしょうぶがいっぱいなのですが、つぼみが多い。
時期が少し早かったようです。
公開は6月いっぱい。
「うち近いし、また必ず来ますから」とおねーさんに言い置いて帰途につきました。

家を出るとき、諸戸氏庭園も候補に挙がったのですが、「庭なんか見てもしょうがない」と却下したものです。主体である東海道歩きがしょぼいままに終わり、諸戸氏庭園でフォロー。
なんとかいい雨の休日になりました。

苦しいな(笑)

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