最近のトラックバック

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« ほっとくと大変なことになりますよ | トップページ | えらいひと »

2006年9月 3日 (日)

功名が辻 (35) 北條攻め

旭が旅立ちました。
秀吉の天下取りの犠牲になったと今回のドラマでは評価してるようですね。
家族愛がテーマでは仕方ないか。もっとも戦国時代という乱世で家族愛もクソもなかろうって気がするのね。家族愛を語らいながら天下安寧になるなら、信長ならずと武田信虎でも京を押さえたであろ。
旭には旭の人生があったはずかもしれないけど、天下の武将にはそんなことを言ってられない。一族郎党の命運がかかってるんだからね。
「兄やんがたまたま太閤なんぞになった」なんてねぇ、歴史への挑戦だよキミ。
その裏にあるものを君は知らんのだ。武家になるのがイヤならとことん拒否する事は不可能なことではなかったはず。
ドラマによれば旭は某と別れさせられた上に副田と結婚し、さらに分かれさせられ家康の元へいった。その都度相手の男にとことん惚れるというのは、 「二人の仲を引き裂かれた」ことを追認していると考えるべきなのだね。まあいまさら抗い様もないけれど。そうした運命について、彼女自身は割と従順に受け 入れていたようなかんじるのだけども、どうだろうか。前向きに生きる事は戦国の農村女にしては、ごく普通で、彼女が不幸だと感じた事はなかったんじゃない だろうか。それをことさら不幸に仕上げるのは小説故である。

康ポン、ついに敗北宣言?!
「情けに於いては...」とひっくり返った家康。
そう、秀吉は明らかに家康よりも器量が勝っていたのだ。
従来、すべからくドラマではこういうことはいわないのが、お約束のようでもあった。家康はなぜか秀吉の幕下なのに天下無敵なのだ(笑)でも実質は 違う。「英雄は英雄を知る」という言葉がある。家康と秀吉はあ・うんの呼吸で両立していたのだ。秀吉が家康を滅ぼさなかった理由は定かでないが、そう いった隙みたいなものが秀吉という人間をかわいげのある一個の英雄として大衆をして思わせるのではないかと思われる。
それにしてもそれをいう西田敏行は、快い。
秀吉には敵対心こそあれ、人間として「負けた!」というところを見せてくれる。こんな家康はかつて見た事がないね。伊達に徳川膳武を演じてない。うん、理解が深いよね。

石田三成を見ていて思った。
石田三成は有能な官吏であるが、現代ならイザ知らず、あの時代にだれからも学ぶ事なしに兵站や経済について熟知していたというのは、奇跡に近いん じゃないだろうか。われわれは過去のドラマについて自身の経験と知識でしか評価できないが、教育レベルも価値観もまったく違う当時のことをそういうあさは かな知識で評価する事はできない。教えられても覚えない人がいるというのに、時代の先を読むというか、ああいう能力を持った人間が出現し、秀吉の元で働い たという事実。これは奇跡というしかないんじゃないだろうか。「事実は小説よりも奇なり」というが、三成の存在そのものがそれを地でいっている。

« ほっとくと大変なことになりますよ | トップページ | えらいひと »

映画・テレビ・ラジオ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/163414/11920386

この記事へのトラックバック一覧です: 功名が辻 (35) 北條攻め:

« ほっとくと大変なことになりますよ | トップページ | えらいひと »