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2006年7月16日 (日)

功名が辻 (27) 落城の母娘

今日は大切なことをひとつ教わった。
「戦国の女」について、まだ男性的な見方しかできてなかったらしい。

千代と市。
ふたりが果たして面識があったのかどうかはわからんところだが、広い織田家のどこかでああいう思いがあったのだろうと思った。
「昨日まで共に戦った同じ家中だったのに...」
面従腹背が常の戦国でありながら、長年家中として親しんできた同士、たもとを分つとなれば非常に辛い経験であっただろう。
同じ家中でも男同士は仲間でありながらも常にライバルでもあり、「戦の勝敗は時の運」などという類語で表されるようにさっぱりしたものであったかもしれないが、実際に生活を営んでいる女にとっては、友が敵になることであった。
武器を取って戦うということは、互いの力を尽くすということであって、「せめて友に討ち取られたい」という思いに似た気持ちを持っていたはずだが、女性にそれは許されない感情である。
織田家中の分裂というのは、あらゆる階層で悲しみを引き起こしたのだろう。

それにつけてもおやつはカール、茶々はひどいね(==)
突っ張る事はいいが、「筑前を滅ぼす」といいながら、最終的に彼女は自らの命とともに自分の子も共に滅びさせてしまったではないか。
それは秀吉に対する復讐になるのですか?
ちまたでは石田三成とできていたとかとっても楽しい妄想をする輩もいますが、茶々は常に「女の幸せ」を求めていたと考えます。
母親の惨めな(これは一般論で、ぼくはそうは思いません)一生を自分はおくりたくないと、権力者にすがった女の姿...しかしそこには毅然とした 浅井家女のプライドが息づいていて、そのプライドこそが茶々を支えていたのだと思えてなりませぬ。そのプライドは時として徳川に利用され、豊臣家を揺るが す事になるのですが、それは「女の浅知恵」ということでいいんじゃないの?女の浅知恵とはいうものの、それは「子供への愛情」という本能で裏打ちされる。
現在の設定でいかに茶々が豊臣家を滅ぼしていくのか、見物ではありますな。
悪女という形容がまとわりつく彼女ですが、彼女をも敵として利用した後の権力者のあり方も考慮にいれなければなりますまい。天下人の妻妾に対して 「淀君」と呼びかけるなど、豊臣政権下では考えられないことであったはず。語感からして小馬鹿にしていると気付かないほど日本人の言葉に対する力が落ちて いるのかしら~(・・?))(((;・・)?

官兵衛は一度も案を挙げませんが、何の為に幕中にいるのだろう。彼は後に「やつに100万石与えたら天下をとってしまう」と秀吉に言わしめたほど の能力者、それが「あきらめなされい!」では情けないんとちゃうか。単に幕中の頭数合わせに見えてしまうよ。その中に一豊がいるというアンバランスさもそ れに輪をかけてしまっている。この勢いでは家康が朝鮮で実戦の指揮をとってしまうそうだよ(笑)

石田三成はいい感じ。
「義の人」として紹介されたのは初めてじゃないか!
こりゃ快挙だよ〜ん。
何の私利私欲もなく、豊臣家を守りたいというたったひとつのことに邁進した石田三成はまさしく義の人であったと思う。家康ですら、それを認めたということを現代のひとは知らなさ過ぎ。
尾張閥に対する近江閥。そういう関係図を仕上げてみせてしまう安易なドラマはもういいよ。
「義の人」というのはあくまでも筋道を通す人のことで、人格者のことではない。人格が豊臣家を守るのではないってことを武断派は知るべきだった し、三成自身も家中で人格を得るべき努力をすべきだったかもしれない....とも思うが、内部事情を思うときそれは不可能だったに違いない。
せめて、後世のぼくは彼に「律義者」という言葉で労ってあげたいと思う。

...
中村橋之助はよくわかってるね。あれなら安心してみていられそうです。細かい芝居ができるとこが彼の強みだね。
貫禄においてすべて秀吉を越えている(爆)

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