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2006年6月25日 (日)

関東放浪記 (36) 青淵文庫と晩香廬

Img_0114展示室は分野ごとに分かれている。合間にレストルームが設置されているが、ここのレストルームは特別室であって、単になる休憩室ではない。VIPルーム?
弧を描いたガラスが飛鳥山公園に向けてはりだしており、桜が触れられるような距離で見られるのだが、そんなことではない。
弧がまるで劇場のスクリーンなのだ。
スクリーンいっぱいに桜が咲いている。
自然に置くよりも人為的に計算された美しさというものが存在するということを、この日初めて知った。
それはもうためいきが出るほどの美しさ。
時折この休憩室に人が入ってくるが、そのすべての人がためいきをつく、それほどの美しさ。
常軌を逸した美しさ。
言葉にも写真にも撮れない美しさ。
あぁすごい!
飛鳥山に来てこれを見なければ桜を見たことにはならない、と言っておこう。
ガラスの下の君たち、人生損をしている。

学芸員らしき若い女性が説明している田辺淳吉展を見たあと、彼の作品である晩香廬・青淵文庫へ移動する。
両建物は普段外見は見ることができるようで、一般公開という意味において内部の公開はそれほど衝撃的に意義のある物ではないかもしれない。価値で 言えば深谷市の誠之堂、清涼亭と大差ないし、両者よく似た雰囲気を持つ。それでも時期的に「限定」ということになれば見るしくはないということではある。 なぜこちらの建物が普段は内部非公開であるのか、それが疑問である。

この時代の建物は重々しさと軽快さが同居していて気持ちいい。
青淵文庫は石造りにステンドグラスがはめられていて、それなりに形式張った印象を受けるが、晩香廬はごく身近な友人を招く様な軽快なイメージ。こ のふたつの建物の組み合わせは、使い方として深谷市の清涼亭・誠之堂と同じパターンのようである。正式にもてなすのは、重厚な誠之堂であり、青淵文庫。私 的な部分を清涼亭、晩香廬が担当する。
実際には両者とも澁澤栄一はほとんど使ってないらしいが、明治期の建造物として貴重なものではある。
ちなみに、青淵文庫のステンドグラスはやはり撮影不可。
深谷は撮らせてくれたのに。
深谷はシルバーボランティアによる解説・案内で、小難しいことは話してくれない分、身近には感じたなぁ。
どうもこちらはかた苦しくていかん。
ストロボたかなければ建物を傷めることもないし、建物内のデザインの著作権どうのこうのという問題もないだろうし。
ちょいとこれには不満です。

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