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2006年6月25日 (日)

ウルトラセブン (12) 遊星より愛を込めて

悪名高き欠番。
これを見る機会を得た。
今時ネットならゴロゴロしてるのかな。
知らない人が大半であると思うので、ごく簡単にあらすじ紹介。

町で突然倒れる女性が続出。彼女らは例外なく特殊な時計をしており、後の調べによって地球外の物質と判明。アンヌの知人がたまたまその時計を持っていた為に犯人の足がつく。
犯人はスペル星人という宇宙人で、自分たちの国で核兵器実験の失敗があり被爆してしまった。被爆した体を維持する為に地球人の血液が必要だという。時計は血液を集める為の道具であった。

ε=ε=ε=ε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ

スペル星人は被爆した姿を現します。
被爆という表現よりも、被爆した生物を表現したという点で、やはり相当な衝撃がありますな。
これはひとえにウルトラマンシリーズの宿命である人形(ひとがた)で引っかかった。被爆していたのは地球人ではない。スペル星人と言う地球外の文 明人で、いわば「異生物」と捉えるべきであると思う。昭和29年製作の「ゴジラ」も被爆していた。全身がやけどとケロイドに覆われているという設定だった と思うが、こういう非難がなかったのはひとえに外見が異形であったから。
と、言い切りはするものの、実物を見てみるとかなり心情的にきつい。どうしても広島の被爆者の写真を思い浮かべてしまうのだ。
先頃NHKで30年ほど前の広島原爆についてのNHK特集の再放送を見た時のあの衝撃。とても見ていられないむごさ。
ぼろぼろに引き裂かれた子供たちの衣服。
炭化した弁当箱の中の白米。
戦争中、なけなしの白米を子供に食べさせてやろうとした親心。
そんなものをみじんに砕いた核兵器。

このエピソード、作品としてはかなりよくできていると思う。
ウルトラマンマックスなどをたまにほめていたりしていたが、そんなものじゃなく、映像の撮り方などに新しさ、斬新さなどが感じられ、「実相寺監督ってすごい人だったんだな」と思う。テーマだって先取りしてた。ダメなのはスペル星人の造型のみではないか。
ウルトラマンという形態を取る以上、異生物が現れて、地球人の安全を犯さなければならない。その上で退治るのが彼らのカタルシスでもある。
優れた映像とテーマが怪獣の造型ひとつで無に帰してしまった。
現代のウルトラマンは怪獣との戦いがすべてではない。
マックスでのメトロン星人のようなあり方も許されるのだから、この際スペル星人を再登場させて武器闘争の愚かさ、核の恐怖を訴えてもいいのではないだろうか。

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コメント

おじゃまします。私もこのエピソードは大好きです。なぜ欠番にしなければならなかったか、わかるよーな、わからないよーな。
当時は被爆というものに、今よりももっともっとリアルな悲しみが世相として確かにあったのでしょう。

今こそ被爆国として、「核追放」を目指して、再制作に期待したいのですが、それはむしろ映画の役目かもしれませんね。子供にあの映像はきついっす(;^_^A アセアセ・・・

始めまして。ウルトラセブン12話、子供の頃に見たことがあります。宇宙人は体が真っ白で流血が随所にあったような記憶があります。12話はどうしたら見る事が出来るのでしょうか?

>くまのさん
こんばんは!
遅くなりました<(_ _)>

ぼくはYouTubeで見ました。
ただ検索にうまくヒットしてくれないので、ひょっとしたら削除されてしまったかもしれません...

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