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2006年6月21日 (水)

功名が辻(24) 蝶の夢

時代考証をしっかりしろ、という話ではありません。
「そりゃあおかしくないか?」という話であります。

清洲会議にいろんな面々が集まっておりましたが、やつらだれじゃ!
清洲会議の出席者というのは、実は確定してなくて、ドラマでは好き放題に使われております。今日は頭数だけそろえ、だれがだれだかわからないようにしてましたな。
これがテレビドラマの限界か。

ストーリー的には大した問題ではないけれども、織田家の家臣として陪臣である一豊や、中村一氏、堀尾茂助なんぞが臨席しているというのは、主人公だからか、それとも秀吉の発言力の大きさを暗に示しているのか。
勝家配下の前田利家、佐々成政の方が家格としても遥かに上位であり、一豊のような軽輩がいるということ自体が大変に礼を失しているし、不自然なこ とだと思われるがどうか。やはりここは秀吉の発言力の大きさを示したと見ておくべきか。それとも勝家の背後にいたエトセトラのみなさんの中に、佐々と前田 がいたと解するべきか(笑)

まだ生きている柴田修理亮に対して「勝家」と呼び捨てにする世間知らずの信孝、「織田はさるには渡さん」と気張る市。
織田家はまだ天下を押さえているわけじゃない。
毛利、北條、島津、長曽我部なんていう強豪が残っているんだからね。「織田家の天下」なんていうものは信長が死んだ時点でなくなっているのだ。豊 臣家の天下を徳川が奪う事とは本質的に違うのだ。そのあたりのことがわからない市は「女の浅知恵」ということね。これは娘にも引き継がれていく。

しかし一豊という男、ものの哀れというか、死に行く侍の気持ちというものが理解できんのかね。それでも侍か!
光秀を山中で見つけたというのはまあどうせ作り話の世界だから許そう。でもな、死にかけている侍を見たら介錯してやるのが最低限の優しさじゃない のか。光秀は信長を討つ前から死を覚悟している。「一豊殿は生きよ」と親切な言葉の裏には、「せめて一豊のような人間に引導を渡してほしい」と願ったので はないか。一豊がこの場で介錯し、首を秀吉に差し出せば、秀吉の旧家臣とかいう雑兵ずれに首を取られる事もなかったのだ。
戦国の常識に現代の常識をあてはめてはならんという基本を守っていないと、いよいよ一豊はダメな侍ということになるばかり。あんなふぬけが3000石取りなどと笑止千万!と笑われるのは秀吉公だよ、アンタ。

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