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2006年5月16日 (火)

功名が辻 (19) 天魔信長

ほめることと非難することは表裏一体であるとお市は言ったが、それは市の意見にすぎない。市の意見というものは「功名が辻」という山内一豊を主人公とする ドラマの上ではまったく意味をなさない。価値を見いだそうとすれば、脚本家の発言だと思うほかない。それに該当しない発言は宙を彷徨うばかりであって、な んの意味も為さない。
市がそれを口にし、非難側・帰蝶は哀しげな顔で退室してしまった。
信長を慕う心が帰蝶に勝ったと解するべきなのか。
しかしながら舘信長の横顔はうれしさよりもむしろ憂鬱そうな表情を浮かべていた。
光秀は「迷いのない人間こそが上にたつ」と毎度言うが、本当にそうなのか。信長に迷いはないのか。
信長に人間的迷いを見ているのが、だれあろう秀吉ではないのか、という気がしてならない。
ただし市と信長という関係が近親相姦ではなく、憧れのようなものに見えるのは、信長の神をも恐れぬ所行に起因する一種神格化する部分が自分の中にないともいえない。
わかりやすくいえば、「信長の芝居と、市と帰蝶の表現が一致していない」ということである。

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