イヤホンはしょせんイヤホン
携帯で聞くために、イヤホン買いました。
Philipsで好評な機種の上位版で、
SHE-775 IN-EAR HEADPHONES Turbo Bass"
ちゅうやつ。
「切れの良い低音が云々」という声がたくさんあったり、「この値段でこの音質は驚き!」とか、「純正イヤホンには戻れない」など、いろんいろ賞賛の声がありましたでござるよ。
しかしながら、耳の中に入れるタイプで、切れの良い低音など期待できるもはずがないのでござる。スピーカー性能はある程度口径によりますからな。だから賞賛の声も話半分に聞いてた。
「このサイズで」という但し書きが省略されているのだろうと。
はは、案の定です。
こりゃあ音楽なんてものじゃない。
そもそも携帯に低音を出すだけのパワーがないのでしょう。
その音を出すんだから、ぺらんぺらんです。
Rolling StonesのA Bigger Bangを聞くと、まるでアイドルの歌に聞こえる。
大半の人は「聞ければいい」という気持ちで利用してるってことは承知してますが、こりゃあとてもとてもロックは聴けない。
ロックは最も音質資産を食わない音楽のはずなので、クラシックなんてとても聞けたものじゃないでしょうな。
まぁそういう人たちに交じって「最低限聞ければいいや」という気持ちで使いますか。
んんーこんな音質なら街のノイズの方が魅力的という声も頭の中で響いてるなw
それにしても期待はずれだわ。
iPodの純正イヤホンてこれより悪いらしいが、まぢかいな。
試しに普段使っている壊れかけの10年ものヘッドホンで聞いたらかなりマシになった。30点くらいのレベルだけども、イヤホンに比べれば相当まし。
なんだかなぁ、まともなコンポでRS聞いてみたいなぁ。
音楽機器が発達して身近になった分彼らの伝えたい音楽・音質・心が伝わらなくなってきたような気がしないでもない。
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