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2006年4月 7日 (金)

悲しき山里

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今行っている現場の写真です。
産業廃棄物処理場から出た水を浄化する施設の建設らしいのですが、詳しいことは知らない。浄化水槽内の防水を担当しているだけなので、背景はさっぱりわからないし、わかる必要もない。

現場の入り口に、天満宮と書いた小さな祠の様なお宮さんがあったり、「村内安全」と彫られた石がたっています。
このふたつはいにしえの人たちが、いつまでも元気で静かで平和に暮らせるように祈って建てたものだと思うのです。
しかし、平成の現実はこれ。
一日にのべ1300台のダンプが行き交い、ダイナマイトで岩盤を打ち砕く。
山は切り崩され川は本来の姿を失い、村は破壊されていく。
小さな心ばかりの天満宮に心を込めた人たちは現状を見てどう思うのだろう。

土地というのは現世代に限って使用する権利が認められるものではあるけれど、環境破壊、自然保護といった観点からもより多くの配慮を与えるべきではないのだろうか。と同時に後世にも伝える義務を持つ。

明治の世になって西洋知識を取り入れ、日本人も近代的な・治水治山を知りました。治水というのは、川だけでなく山に生える樹木まで管理する広範 囲な技術で、それを日本の河川にもあてがうことで、洪水を減らしてきました。その反面、川の自然な姿を壊すことにもつながり、護岸工事などが近年、軽々に 行われるべきものではないという声が大きくはなっています。しかしその工事のおかけで、われわれは洪水のない安全な暮らしを手に入れています。
この表裏をどう咀嚼すればいいというのだろう。
事実を並べるばかりでなんら解決策を持ちませんが、この貯水池建設工事を見ていると、そんなことが合わせて頭に思い浮かぶのです。

小さなお宮さんだけど、たくさんの思いが詰まってます。
その心を踏みにじってはいないのだろうか。
複雑な心持ちで、この天満宮を見ました。

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