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2006年4月 7日 (金)

関東放浪記 (3) 島までの4.5丁

肩に食い込む荷物をホテルに置いて藤沢駅に折り返し、江ノ電の客となる。
駅は頭端式1本で、片側から降車した後に反対側から乗車させるというシステム。

なぜに江ノ島か。
江ノ島に何があるのか。
大船からはモノレール、茅ヶ崎からは小田急線が通じている。
大した観光地であるというしかあるまい。
4両編成の電車に乗る。

自分にとっての江ノ島は児玉神社があることだけ。
凍てつく中国大陸で、帝政ロシアを蹴散らした児玉源太郎大将が祀られている神社である。
彼は家族を連れてこの地をよく訪れていたらしい。
鉄道で江ノ島に着き、そこからは馬車で江ノ島の別荘地に向かったとか。
そのとき児玉大将が歩いた道を自分もたどってみたいと思ったのが、江ノ島を訪れた唯一・最大の理由と言っていいかもしれない。
理由がもうひとつ存在するとすれば、江ノ島電鉄という瀟洒な鉄道がそこを通っていること。
このふたつで十分すぎるほどの意味がある。

江ノ島駅から海に向かって歩く。
タイル張りの道路は観光客にいかにもきれいな印象を与え、街歩きの楽しさを感じさせてくれる。
あぁ!
それなのに傍らには巨大なマンションがいくつもそびえ立ち、かつ回りも高層マンションに見下ろされている。
この不快感はマンションが合理性だけを追求した結果であることに相違ない。
いまどきの観光地という物は、雰囲気作りが大切である。
観光客は何かを見に来るだけではない。雰囲気で癒されたりする物なのであって、例えば朝から酒を飲むということが正月には許されるように、環境が緊張を解きほぐすものなのだよ。
この地域といったら、そういう配慮はほとんどない。
そのくせ、古い旅館が前面でがんばっていたり、町づくりがまったくちゃらんぽらんである。
ちゃらんぽらん、ほったらかし、成り行き任せ、ええぃ!どうにでもなってしまえ!!!みたいな^^;
江ノ島というブランドを通して藤沢市は何がしたいのかさっぱり見えてこない。
観光客と住民がまったく別の世界で同居する観光地など、魅力的なはずがない。
なるべく目線を下げて雰囲気を味わうようにする。
それなりにいい街でもあるだけに、残念ですな。

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