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2006年4月13日 (木)

柳生十兵衛七番勝負 (2) 涙の剣

この作品のテーマは侍の悲しさにある。
人間としての生き方と矛盾する侍の生き方、あり方というものがどういうものかを著わそうとしている。ひいてはそれを鏡にして、己を生き方を見つめ直してみろ、という作家の隠れた意図が含まれているのかもしれない(津本陽っていうそういう作風じゃないけどねw)
最後にはいつも薄汚い但馬守が悪人であったという結論であるのは、一般的歴史知識としても、十兵衛が主人公であることからも決してゆずれぬところではある。

さて、今日のとにかく鈴鹿真太郎役の山口馬木也をほめたい。
彼のテレビでの仕事はとかく怪しげな役が多かった。
バテレン法(手品、魔術、そういう系統)の使い手だったり、おかまチックな役だったり。
フジの剣客商売では、主人公・秋山小平太の嫡子・大次郎の役を演じ、それなりの「まとも感」を出したが、ほとんどテレビに出ないためか、どうにも、過去のイメージが濃かったのです。
だって剣客〜の時は殺陣が板に着いてなくて、腰がふらついていたんだもの。とても剣客には見えなかったんだもの。
それがどうだ、今日は堂々たる剣士だ。顔つきだって颯爽として、戦う男の顔を見た気がする。
先頃見た小野田元少尉が帰国した時の顔に似てた。
そういう時代劇の芝居ができるほどにうまくなっていたということだ。元々は舞台役者らしいけど、時代劇というのはある意味特殊な舞台でもあるので、なれと言うものも必要かもしれない。
いゃあ、見事な変身ぶりに、拙者、感服つかまつった!

前回シリーズで本意ならざるまま、父・但馬守に従っていたが、第二シリーズでは、少しずつ十兵衛の顔が人間に戻っていく気がする。つまり、幕府を生かすことと人間らしく、剣士らしく生きることとの違いを改めて思い出してゆくようである。

島原の乱は周知の通り、伊豆守の出馬による幕軍の総攻撃で終焉するが、果たしてその時十兵衛がいかなる挙に出るのかが、大変に楽しみでありまする。

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