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2006年3月 8日 (水)

室町戦国史気候/宮脇俊三

宮脇俊三氏は鉄道紀行文で名を為した人でした。
鉄道ジャーナルのような大手鉄道雑誌と絡むことなく、独立独歩で大成した人。もっとも鉄道ジャーナル誌のにおける種村直樹氏の活躍がこの類の文章の知名度を上げたことは宮脇作品を世に押し出す結果にはなったかもしれません。
昔は鉄道紀行文をよく読んだものです。
時には同じものを読んでたりして(;^_^A アセアセ・・・
そうするうちに種村直樹は推理小説を書いたりし始めました。
国鉄がなくなり、JRとなってちょうど鉄道に対する興味が急激に失われた始めた頃の話です。

それはそうと、宮脇俊三。
いつも仲間たちと連れ立って移動している種村氏に対し、常に単独行動。見た目の描写も清潔感があり、すっきりしてました。
人が登場しない分、淡々としたところはありましたが、それはそれでよかった。

そして、この作品。
歴史に興味をお持ちだとは全然知りませんでした。
登場する訪問先は、ごく普通の史跡ばかりで、「体力と相談」しながら、尋ね歩いています。
あとがきに目指す物があってもそこに登れない自分を、「私には史跡巡りをする力がないことを自覚」と書いておられる。
同じように史跡巡りを趣味の一つとしている者にとって胸を刺す悲しみを感じます。徳川家康の座った石に座ってみたいが、そこにたどり着く体力がないとは、あまりに悲しい。
いつまで歴史への興味が続くのか、自分自身でもわからないけれど、若いうちにしか行けないところはたくさんある。後悔しないようにたくさん言ってみなければいけない。また、行った場所で何かを感じ取るためには知識が必になるから、その知識を吸収しなければいけない。
「体力がなくなった」宮脇氏は、当時74才。
3年後に彼方へと旅立たれます。
あと30年しかないぞ。
人生は短いのぅ...

本の内容は、小難しいこともなく、誰でも気軽に楽しめる娯楽作品となっています。交通機関に対する描写も多少あるので、旅行気分にも浸ることができます。

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