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2006年3月13日 (月)

木曽三川と長島(4) 輪中の里・後編

水屋が館内に移築・再現されているのは、ここの資料館の大きな特徴でしょう。
水屋というのは、輪中独特の建物で、通常は一階に、非常時には二階に住むと言う二層構造になった建物をさします。
「ただの二階建てじゃねーーか」というなかれ。
広い住居スペースが必要ならば、輪中のような海抜が低い地域ではコストが増す二階建てよりも平屋の方が便利なはず。わざわざ二階を設けるのは、それが水害時の備えだから。
現在でこそ、排水場がたくさん作られており、洪水が押し寄せようが低地に水がたまろうが、速やかに輪中外へと排水されますが、人力ポンプ(水車状のものを利用した)がせいぜい近代的な排水機械であった頃は、いわゆる「水が引いた」という状態まで数ヶ月を要したそうです。その間人々は二階で暮らさなければならなかった。
その水屋は、実物の移築・再現で、本物の迫力があります。展示スペースを2フロアぶち抜きにしてまで移築した価値は「ここにしかない」ということで、意義深いのです。

さて、うれしいものがひとつ。
海津歴史資料館で見た堀田の模型と説明が、ここにもありました。
やはり、堀田は高須輪中だけではなく、海抜0メートル以下の地域では広く普及していたのですね。
普及というより「この地区で米を作るにはこれしかない」んですが(苦笑)
0メートル地帯では、海抜以下まで盛り下げると水がたまってしまうため、短冊状にした田を作る。
復習しました( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)えっへん!
もちろん、その他にも農機具や各種時代の生活具などが展示されています。でも高須ほど特殊なものはなかったように感じました。長い柄を持った代かきなどはここにはありません。

 

今回は輪中の里でおしまい。自宅まで30分で帰った^^
愛知〜岐阜〜三重にまたがる木曽三川。

その三県下にある資料館が協力して水郷スタンプラリーというのをやってます。
9カ所のうち6カ所回れば記念品がいただけるらしい。
クリアされる条件が低いので、大したものではないと推察するが、それよりも水郷の暮らしや過去の努力を記録しようという資料館の存在を知ったことがうれしいですね。でなければ海津歴史資料館で、木曽三川の旅は終わっていたかもしれないし、デ・レイケや沖野忠雄を知ることもなかったはずなのですから。

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