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2006年3月11日 (土)

ウルトラマンマックス(37) 星座泥棒http://app.blog.livedoor.jp/date1964/tb.cgi/50388269

雰囲気のある優しいドラマでした。
いまさら「正しい」なんていう陳腐な言葉を使うところがまだまだ対象年齢の低さを物語るな、なんて皮肉な見方をしたけど、それはむしろ、今回のドラマの主題を伝えるためのキーワードだったのかしれない。もちろん「子供に対して」ではあるけども。
アメリカの正義がまかり通る現実社会に於いて、「正義」を語る資格なんて世界中の人間のだれ一人としてないからね。むしろスリッパでたたきつぶされるゴキブリの方にこそその資格がありそうだ。

正義論はともかく、ロマンティックなミズキ隊員を見られてよかったな、というのが率直な感想でした。そういった意味でマックスの登場は全くの蛇足。
「守ってくれたのか」
成宮さんまだまだ甘いな。
光の巨人は視聴者にとってまさに「光」。
言い換えれば「正義の象徴」でもある。
サドン星人にとって光は敵かもしれんが、視聴者にとっては正義なのだからね。ひょっとしてそれに気付いてすごすご帰ったのかな。だとしたらますます甘いな(笑)

さて、正義の光についてもう少し。
ウルトラマンシリーズにおいて正義というのは、「人間の意の通りりになること」と言い換えてもいい。さらに言い換えると「人間のエゴ」となるわけ だが、そこまで言い切ると視聴者は引くし、語意がテーマとずれてくる。ドラマの中では控えめに語っているはずなのだが、なぜだか「人間なんてクソじゃねぇ かよぅ」といううめき声が聞こえてくるのだな。そういう考えも自分が持っているから、共鳴するんだろうか。他の人もそれを感じているのだろうか。
これは今回に始まったことじゃないのですね。

いつも根底にこのうめき声が漂っている。
そのくせ「だけどおれも人間なんだよなぁ」と続く。
つまり、自らの存在を否定しながら、肯定する矛盾にあるわけだ。「人間が守るに値するモノであるか」というテーマを掲げたCASSHERN、デビルマン、そして平成ガメラ。それらを踏襲しているようにも感じる。
しかし彼ら以上に悲しいのは、自分が自分で否定される対象であることだ。CASSHERNは新造細胞により人間ではなくなったし、デビルマンも悪魔に体を売った。ガメラは人間を理解し、それに殉じようとした。
しかし人間は自分が人間である限り、それに殉じることもできないし、裏切ることもできない。あらゆる結果には死が伴うために、行ったことに対して意味がなくなる。

人間という物は矛盾の中でこそ生きられるのかもしれないな、と思う。←深いな

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